読書レビュー:四畳半神話大系(角川文庫)/森見登美彦
ブログ作って早速放置だったので再開します。少しずつでも更新していければいいな
ご存知森見登美彦の出世作とも言える有名小説。
息抜きに気軽な小説が読みたかったので手にとってみました。
4畳半のボロ下宿に住む主人公を中心に、幻の秘宝「薔薇色のキャンパスライフ」を求めて
相変わらずの森見氏の卓越した言葉選びには敬服。
そして活き活きと描かれる各登場人物の所作がおもしろく、構成も面白い。
娯楽として十分価値のあるエンターテインメント小説に仕上がっている。
わたしも学生時代を過ごした京都の情景を思い出しつつ、懐かしくも暖かい気持ちになりました。
しかし全体的に対象年齢が大学生前後といった印象なので、やはり読むなら学生のうちに読むべきであった。