聲の形を観てきたけど、気持ちの整理が全然つかない
観てきた。
小野ほりでい氏に全幅の信頼を置いているわたしとしては、氏が面白いというものは観ずにはいられないという習性があります。
ちなみに原作は一切読んでない。
映画の感想は、良い映画ほど何言っても冒涜になる気がして言いにくいんだけど、それでは勧めることにならないから嫌だけど頑張って言うという感じなんですけど、聲の形はそれを踏まえても何も言いたくないが勝ってしまう凄さなので、みんな観に行って何も言いたくなくなってほしい…
— 小野ほりでい (@onoholiday) September 17, 2016
山田尚子〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!聲の形凄かったよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
— 小野ほりでい (@onoholiday) September 17, 2016
以下ネタバレは特にありません。
感想
言葉にならない。
正確には、渦巻く感情が多すぎて気持ちの整理が全然つかない。
ただ言えるのは、
観終わってから今までずっと首を絞められるような苦しさがずっと続いているということと、
この感情たちは全面的な絶賛を示すものではなく、とはいえ全面的な批判を示すものではないということ。
大今良時さん(作者)がすごいのか、山田尚子さん(監督)がすごいのか、はたまた京都アニメーションがすごいのか。
とにかくすごい作品なのですが、かと言って万人におすすめできるものでもない。
単なる障害者の話でもなければ、単なるいじめの話でもない
映画公式サイトによるあらすじは以下。
“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。
しかし、硝子とのある出来事がきっかけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。
“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語―
聴覚障害者といじめという題材を扱う本作であるが、障害と向き合う話でもなければいじめを赦す赦されるといった簡単な話でもない。
いびつで少しずつ狂っている登場人物の間で、それぞれの心が揺れ動く。
どれも一言二言で片付けられるような感情ではない。
こちらの記事には全面同意。
ただし、すべての登場人物の行動に合点がいったわけでもなく、
なんでこの人はこんなこと言っちゃう(やっちゃう)んだろう・・・?というシーンが複数あったので、その辺はモヤモヤとして残った。
映画の時間の都合で端折られてたりするのかな。原作をちゃんと読んだらわかるのだろうか。
聲の形 コミック 全7巻完結セット (週刊少年マガジンKC)
- 作者: 大今良時
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/12/17
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まとめ
aikoの曲が一番良かった