でんぱ組.inc初心者が最初に聴くべきおすすめ楽曲5曲
※2016/11/7:一部修正。
突然ですが実はでんぱ組.incがめちゃくちゃ好きです。
どれくらい好きかっていう話になるとガチ勢の方々と揉めそうですが、まあファンクラブ会員で近所(関西圏)でライブがあればだいたい行くレベルぐらいには好きです。
でんぱ組.incとは
古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音の6人組ユニットで、「ディアステージ」に所属し、様々な活動を展開。メンバーはもともと、アニメ・漫画・ゲームなど、自分の趣味に特化したコアなオタクでもある!また、東京コレクションやミキオサカベをはじめとして、様々なクリエイターとのコラボレーションを活発に展開し、国内のみならず海外からも注目を集め、台北やジャカルタでのファッションイベントにも参加.....
いわゆる”電波ソング”ユニットとして秋葉原から発生したアイドルグループ。グラビアやドラマでも活躍するメンバーの最上もがちゃんなどは知ってる方も多いのではないでしょうか。
ヴィレヴァンとコラボしてたり最近では漫画家の浅野いにお氏作詞の曲を発表するなど、サブカル界隈でも注目度の高いアイドル。
※ちなみにわたしは基本的にピンキー(青)推しではありますが全員好き(いわゆる箱推し)です
でんぱ組.incの魅力
彼女らの魅力を一言二言で説明するには惜しすぎるのでまた別の機会で紹介したいと思いますが、その魅力の一つとして楽曲の完成度の高さが挙げられます。
楽曲提供者として、ヒャダインでおなじみの前山田健一氏、後述の玉屋2060%氏などの強力なラインナップを揃えていることが大きな特徴です。
※というかでんぱ組.incに限らず、今日日のアイドル戦国時代、総じて各グループの楽曲の完成度が非常に高い。AKBの握手券商法などは何かと槍玉に上がるところではありますが、彼女らの楽曲も大衆向けの安モンPOPSと切り捨てるにはあまりにも勿体無い。
わたしの周りの友人にもちょくちょく薦めているのですがなかなか布教が進まず。
なので今回はわたしが選ぶ初心者用の入門楽曲を紹介いたします。
なお、でんぱ組.incの楽曲の多くはYoutubeで(彼女らが所属するTOY's FACTORYの公式チャンネルやでんぱ組.inc公式チャンネル経由で)聴けます。今回もこちらから紹介。
1.でんでんぱっしょん
1つ目は代表作の1つとして紹介されることも多いでんでんぱっしょん。
POPでフレッシュなPV、新体操をイメージしたリボンによる振り付けも特徴的。
ちなみにこの曲の作曲者がWiennersというバンドのVo.&Gt.担当である玉屋2060%氏。この他多くの楽曲をでんぱ組.incに提供しています。
このPV自体もWiennersのテイストをふんだんに盛り込んでいますので、Wienners自体が気になる方は以下もご参考に。
日本一POPでクレイジーなバンド「Wienners」が最高すぎる - NAVER まとめ
2.でんパーリーナイト
続いては2014年発売のでんパーリーナイト。
サーカス・ミュージカル調でラストは壮大なクライマックス。落ちサビ→ラストの流れでぐっと来てしまう。
個人的には楽曲・PV合わせて一番完成度が高い楽曲と思ってます。(PVはきゃりーさんの影響も受けているのかなと思ったり思わなかったり)
こちらの作曲も玉屋2060%さん。
3.バリ3共和国
上述の「でんパーリーナイト」カップリング曲でもあるバリ3共和国。疾走感が気持ちいい人気曲です。作曲は浅野尚志さん。
PVはでんぱ組.incらしい秋葉原・2次元をコンセプトにした仕上がりで、各メンバーの2D化イラストや各メンバーが乗りこなすロボット同士のバトルなど、そっち系の人がわくわくする演出が盛りだくさん。個人的にはこのPVのねむきゅん(緑)がすごく好き。
ライブでこの曲をやるときの振り付け&演出はSFC〜PS初期のスクエニ系RPG(FF, サガシリーズ等)のインスパイアとなっているので、わたし含め30代前後の人には思わずニヤけてしまう人も多いはず。
4.WWD
でんぱ組.incを語る上でやはり欠かすことはできないのがこのWWD。
結成当初、ただのオタクの集まりでろくにコミュニケーションも取れなかった6人。その彼女らが自身の過去(いじめられっ子、中二病、引きこもりなど)を告白し、トップアイドル=世界を目指して前を向く、という曲です。
作曲は前山田健一氏ですが、過去をえぐるこの曲を歌うことにはメンバーも最初ものすごく抵抗があったそうで。
武道館ライブを成功させ、個々の個性を活かして活動の場を広げている今の彼女たちにはもう必要ない曲なのでは、とも思うのですが、やはり彼女らを知る上では欠かせない1曲だとも思います。
なお、この続編であるWWD2という曲もあります。
5.Future Diver
最後は絶対に外すことのできない名曲、Future Diver。
現在の6人編成になる前に発売された3rdシングルですが、ライブでやらない時はないんじゃないかってぐらい重要な曲です。こちらも前山田さん作曲。
最後はPVではなくてライブ映像。このもがちゃんめちゃくちゃかわいい。
※そもそもPV自体の出来が…ってのも…まぁ昔は制作費がなかったんだよね…
というかPVもいいけどでんぱ組.incの良さはライブにあり!と常々思っているので、最後にわたしが人生で一番観返したDVDを紹介して終わりにしたいと思います。
ワールドワイド☆でんぱツアー2014 in 日本武道館~夢で終わらんよっ! ~ [DVD]
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
- 発売日: 2014/07/30
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日本武道館。それはアイドル、もといあらゆるミュージシャンの目指すステージであり、一人前のグループとして評価される一つの区切りでもあります。「武道館」てタイトルで浅井リョウが小説を出すぐらい普遍の目標。
「この6人でいつか武道館でライブがしたい」という目標を掲げて活動をしてきた彼女たちは、2014年にこの目標を達成。秋葉原の小さな小さなステージから始まった夢をついに叶えました。
軽く30回は観てますけど、ラストの各メンバーが一人ひとり話す部分で毎回泣いてしまいます。
ねむ「みなさん!ちゃんと一人ひとりがわたしたちをここに連れてきたっていう自覚がありますか!?」
未鈴「1つはっきり言えることがあります…わたしたちがやってきたことは間違ってなかった…」
願いを叶えた彼女たちがこれからも止まらず、次なる夢をどんどん叶えていってくれることを願います。個人的にはやっぱり年末にNHKホールに立ってほしいなあ。
以上、少しでも彼女たちが好きな人達が増えることを祈って。